お店づくりをする上で意識しなければならないのは、デザインにもコストにもメリハリをつけることです。
潤沢な予算があれば全てにこだわりを反映できますが、多くの場合、希望をすべて叶えると予算内では収まらなくなります。
そこで、優先順位を明確にすることが必要になってきます。
お客様の第一印象を左右する外観やフロント周りには、きちんとコストを掛けなければなりませんが、建物の裏側は思い切って既存のまま手を掛けないこともあります。
全体のバランスも考えながら予算を有効に活かすプランをご提案していきたいと考えています。
デザイナーや設計者を選ぶ際には、これまでに手掛けたプロジェクトを参考にすると安心です。
最近では、多くの会社が公式サイトやSNSで実績を公開しており、施工事例をオンラインで確認できるようになっています。
もし機会があれば、実際に施工されたお店を見学したり、その店舗のオーナーに使用感や満足度を聞いてみるのも有効でしょう。
リアルな体験談は、デザインや施工のクオリティを知る大きな手がかりになります。
また、建築業者との関係は「完成して終わり」ではありません。メンテナンスやアフターサポートを含めて、長期的に信頼関係を築いていけるかが重要です。
過去のクライアントと良好な関係を続けている業者は、それだけ安心して任せられる存在と言えるでしょう。
ホームページをリニューアルしましたが、只今オフィスも改装計画中です!ミーティングスペースを大きくイメージ変えし、ショールームのようなスペースに出来ないか、打合せを重ねています。誰もが何度も経験できることではない“自分のお店づくり”で価値のある体験をご提供できるように、という想いで試行錯誤しています。完成まで楽しみにお待ちください!
新しくお店をつくる上で、立地は大切なポイントです。
人里離れた場所よりは、多くの人に来ていただける場所が良いのはもちろんですが、それだけでもないように思います。
人に人柄があるように、土地には土地柄があります。
郊外の新興住宅地なのか、ローカルな商店街なのか。
ファッショナブルなショッピングゾーン?それとも学生街?
多くの人が行きかう町といっても、それぞれにカラーが違います。
そこに暮らす人、その道を通る人は、どんな方々でしょうか。
年齢層、ファッションへの関心度、自分に投資できる金額・・・
たとえば、近くのショッピングセンターをのぞいてみると、お客様になってくださる方の姿が見えてきます。
その方たちが「ぜひ入りたい」「機会があれば入ってみたい」「入ってもいいかな」と思える美容室って、どんなお店でしょう。
ご自分がやりたい店とギャップはありませんか?
成功する美容室は、きっと土地柄と相性のいいお店ではないでしょうか。
その町に愛着を持ってお店をつくれば、その町の人々に愛されるお店になりそうですね。
店舗デザインの好みは人それぞれです。
ゴージャスで華やかなインテリアを好まれる方もいれば、やはりシンプルでモダンな空間が一番という方もいらっしゃいます。
大規模な美容室の場合は、幅広いお客様に選んでいただけるよう、どなたからも受け入れられやすいデザインが求められます。
一方で、小規模な美容室は「そのお店が好き」というファンのお客様に来ていただければよいので、オーナー様の個性やこだわりが色濃く反映されるケースが多いようです。
そのため、内装の雰囲気は集まるお客様の層やサロンのコンセプトに大きな影響を与えます。
家具や照明、ちょっとした装飾の選び方ひとつで、お店全体の印象や居心地は大きく変わってきます。
だからこそ、美容室のデザインは単なる「見た目」だけでなく、お客様が心地よく過ごせる体験を形づくる大切な要素と言えるのです。
「20坪の美容室を出したいのですが、いくらかかりますか?」
「坪単価(1坪≒3.3㎡あたりの工事金)はいくらですか?」
これから独立開業したいという美容師さんから、お問い合わせをいただくことがあります。
自己資金にプラスしてどれほどの借り入れが必要か、事業計画を立てる上で予算を知ることは大切ですね。
けれど、一口に20坪といっても、スケルトン(なにもない)状態のテナントなのか、エアコンや照明器具が付いている物件なのか、条件はさまざまです。
また、作りたいお店によっても工事費用は大きく変わってきます。
壁を漆喰やタイルで仕上げるのか、ビニールクロスなのか。床はフローリングか、塩ビタイルか。照明は配線ダクトかダウンライトなのか、間接照明や調光機能を付けるのか。
材料によって、価格は全然変わってしまいます。
また、建築業界でよくいわれる「坪単価」という表現ですが、作るお店の大きさと工事費用が比例するというのは、一見正しいようでいて実は矛盾があります。
例えば、20坪のお店も40坪のお店も、トイレや準備コーナーは1か所ずつだとしたら?
水道などの設備工事や電気工事にしたって、2倍の人手がいるわけではありません。
むしろ大きめのお店のほうが、1坪あたりにすると割安になることも多いのです。
ですから、まずは「どういったお店をつくりたいのか」「用意できる予算はいくらなのか」
じっくり話し合って、具体的に実現可能なプランを描く必要があります。 何も決まってないのに、「坪単価〇〇万円です」という回答は基本的には不可能です。
これまでの事例を基に算出した平均値としてお伝えする事はできますが、必ずしもそうなるわけではない事はご了承下さい。
KICKでは、店舗工事のご相談をいただいた際、まずはお客様のご希望をじっくりお伺いします。
出店予定の土地や建物を調査し、お店の規模やコンセプト、予算、開店希望時期、デザインの方向性など、さまざまな条件を組み合わせて、最初のプランをまとめ、ご提案いたします。
私たちはこれを「プレゼンテーション」と呼んでいます。
この際には、平面図や場合によってはパース(立体的な絵にしたもの)などの資料を提出し、お店のイメージがお客様のご希望に沿っているかをご確認いただきます。
このプランが「そのまま最終形になる」わけではありません。あくまで理想のお店づくりに向けたたたき台であり、ここからが本当のスタートラインです。
私たちは、デザインはもちろんのこと、お客様とのコミュニケーションを重ねることでより良いものに仕上げていくことを大切にしています。
お客様の夢を実現するパートナーとして、信頼にお応えできるかどうかも、ぜひご評価いただきたいと思っております。
ここ数年、アイメイクに重点を置く流行が続いており、「まつげパーマ」や「まつげエクステンション(まつエク)」を利用するお客様が増加しています。
特に最近では、目元の印象を高めるために施術を受ける男性のお客様も少なくありません。
それに伴い、ヘアサロンやトータルビューティーサロンでも「アイラッシュ(まつげ)」関連のメニューを導入する店舗が増え、専用スペースを設ける動きが広がっています。
施術にはおよそ1時間前後かかるため、リラックスできる静かな空間づくりが重要です。
個室や半個室を用意したり、座り心地の良いリクライニングチェアやエステベッドを採用するサロンも増えています。
また、必要スペースは椅子やベッドのタイプによって大きく異なるため、設計段階で十分に検討することが求められます。
施術スタッフの動線やワゴンの配置、照明の明るさなども工夫し、お客様にとって快適で、かつスタッフにとっても作業しやすい環境を整えることが、今後のサロン経営において欠かせないポイントとなっています。
生活に必要なモノやサービスが行きわたってしまった今、お客様は「物」ではなく、わくわくする「体験」や嬉しさ、満足などの「価値」にお金を使う傾向があります。
物理的な価値や機能性を満たすものがたくさんある中で、お客様は何を基準に商品やサービスを選ぶのでしょう?
その答えの一つがブランドです。
上手にカットしてくれるのは、お客様の立場からみればもちろんのことです。
数多くのサロンから選ばれるためには、それだけでは不十分です。
「私の好みや髪質をわかってくれている」
「以前話した趣味のことを覚えていて、その後を聞いてくれた」
「服ではなくセンスをほめてくれた」
小さな嬉しい体験や感動の積み重ねが、そのサロンの好印象につながり、信頼にかわります。
ふと目にした広告にお店のロゴを見つけると「私の(利用する)お店」だと認識できる。
友達に薦めたくなる。他のお店とは違うと感じてもらえたとき、そのサロンはブランドになったといえるのです。
ブランディングとは、価格競争に巻き込まれず、お客様に価値を認められ、選ばれるようになること。
そのためには店舗・看板・ロゴマークのデザインなど、KICKがお手伝いできることはたくさんあると思います。
初めて入る飲食店では、エントランスの雰囲気から価格帯や印象を判断することがよくあります。
高そうだと感じれば入りづらくなり、逆に特別な日には高級感を求めることもありますよね。
美容室でも同じで、カジュアルなサロンを目指すなら親しみやすい雰囲気が必要です。
一方、富裕層向けの高級サロンなら、非日常感のある演出が求められます。
エントランスは、そのお店の第一印象を決める重要な要素です。
「どんなお客様に来てほしいのか」を意識し、デザイナーとよく相談してデザインを決めましょう。