店舗デザインの好みは人それぞれです。ゴージャスで華やかなインテリアを好まれる方もいれば、やはりシンプルでモダンな空間が一番という方もいらっしゃいます。
大規模な美容室の場合は、幅広いお客様に選んでいただけるよう、どなたからも受け入れられやすいデザインが求められます。
一方で、小規模な美容室は「そのお店が好き」というファンのお客様に来ていただければよいので、オーナー様の個性やこだわりが色濃く反映されるケースが多いようです。
そのため、内装の雰囲気は集まるお客様の層やサロンのコンセプトに大きな影響を与えます。
家具や照明、ちょっとした装飾の選び方ひとつで、お店全体の印象や居心地は大きく変わってきます。
だからこそ、美容室のデザインは単なる「見た目」だけでなく、お客様が心地よく過ごせる体験を形づくる大切な要素と言えるのです。
デザイナーや設計者を選ぶ際には、これまでに手掛けたプロジェクトを参考にすると安心です。
最近では、多くの会社が公式サイトやSNSで実績を公開しており、施工事例をオンラインで確認できるようになっています。
もし機会があれば、実際に施工されたお店を見学したり、その店舗のオーナーに使用感や満足度を聞いてみるのも有効でしょう。
リアルな体験談は、デザインや施工のクオリティを知る大きな手がかりになります。
また、建築業者との関係は「完成して終わり」ではありません。メンテナンスやアフターサポートを含めて、長期的に信頼関係を築いていけるかが重要です。
過去のクライアントと良好な関係を続けている業者は、それだけ安心して任せられる存在と言えるでしょう。
すっかり朝夕が涼しくなり、秋らしい空気を感じるようになりました。
9月23日の秋分の日を過ぎ、日が暮れるのもずいぶん早くなってきましたね。
日没が早くなったことを実感している方も多いことと思います。
さて、暗くなってくると気になるのがお店の夜景です。
朝の出勤時には気付かなかったお店が、帰宅時には目を引くということがありますね。
それは外観のライティングが魅力的だからかもしれません。
明るく輝く店舗は、それ自体が存在をアピールする看板です。
夜が長くなるこれからの季節、夜のお店の顔をもう一度チェックしてみましょう。
あなたのお店は、夜に見ても魅力的ですか。
空間は数多くの素材で構成され、それぞれの色の組み合わせで全く異なる印象に仕上がるものです
ビビッドカラーはワクワク楽しいエネルギッシュなイメージ
くすみカラーなら、やさしく癒される感じ
どんな空間を作り上げたいかによってコーディネートを組み立てていかなければなりません
また、色は素材によっても印象が変わります
同じ白でも、マットな白なのか
艶やかなタイルの白なのか
イメージしてみてください
マットな素材は光を吸収して落ち着いた印象になり、光沢があるものならクールさや、清潔感、高級感を感じさせることができます
色だけでなく素材感のバランスを考えることが、インテリアコーディネートには大切です
いよいよ9月。記録的な暑さの夏も、ようやく終わりの気配を見せています。
さて9月1日は「防災の日」、今週は「防災週間」ということで、各地で様々な催しがあるようですね。
もともと9月1日は「二百十日」(立春を起算日として210日目)で、例年、台風が来て天気が荒れやすいと言われている時期です。
台風の進路にあたる地域の方は、暴風や水害への備えを考えていらっしゃることでしょう。
また防災という意味では、台風に限らず地震や津波など、様々な災害についても備えておきたいものですね。
万一、営業時間中に災害が起きたら?
第一にスタッフさんやお客様の安全を確保しなければならないのはもちろんですが、その後、停電や断水、帰宅困難になった場合の備えについても、日ごろから話し合っておくと安心です。
KICKではこれまでに「浸水」「風害による看板などの破損」「漏水」などに対応してきました。
いざという時に頼れるパートナーを持つことも、危機管理のひとつだと考えます。
お盆も過ぎて、少しずつ夏の終わりが近づいてきました。
とはいえ、まだまだ厳しい暑さが続きますね。
日差しに照らされて咲く花々や、青々と茂る木々を見ると、
自然の力強さに元気をもらえる気がします。
残りの夏も、体調に気をつけながら、
小さな季節の変化を楽しみたいですね。
美容室では、店外に花壇を作るスペースがなくても、観葉植物の鉢植えや切り花の花瓶でインテリアにグリーンを取り入れることはできます。
「植物は手間がかかるから」と敬遠されがちですが、エアープランツやサボテンなどを選べば、初心者でも育てやすいと思います。
植物の成長を楽しみながら、潤いと豊かさを感じる空間づくりをして、爽やかにお客様をお迎えしたいものですね。
理・美容師免許を持った人の中にも、カットが得意な人、カラーが得意な人、パーマが得意な人、セットが得意な人…などなど、一人ひとり特徴があります
同じようにサロンのブレーンとなる税理士さんや社会保険労務士さんにも得意不得意があります
相続問題に精通している人もいれば、建設業に詳しい人もいるわけです
どうせお世話になるのなら、美容業界に詳しい人が顧問になってくれたら心強いですね
KICKは、美容業界のエキスパートともたくさんのご縁をいただいています
お店作りだけでなく、助成金のことや税務のことなど、サロン経営の味方になってくれるプロフェッショナルをご紹介することができます
物件探しから開業、そして広告まで「ヘアサロンのプロフェッショナルチーム」に任せてみませんか
新しくご自分のお店を出そうという方にとって、楽しくもあり悩ましくもあるのが店名ではないでしょうか。
コンビニよりも競争の激しい美容業界において、覚えてもらいやすくイメージの良い名前をつけることは、とても大切です。
短くて、言いやすい。リズム感がある。おしゃれ。
できれば良いイメージの意味をもった、響きのよい言葉を選びたいものです。
一般的にア行が入っていると、明るいイメージ。
ウ行など口をすぼめ、大声で発音しづらい音の多用は避けたほうがよいと言われています。
また、フランス語の横文字表記は一般の方には読みづらく、スペイン語は(ローマ字に似ているので)日本人にも発音しやすく、使いやすいようです。
もちろんカタカナ表記があれば、どこの国の言葉でも大丈夫。
女性向け商品には濁点をあまり付けないとか、男性向け雑誌はBで始まるものがヒットする(Brutas、Begin、BIG tomorrowなど)といった説もありますので、参考にされてはいかがでしょうか。
いま、お客様はどうやって美容室を選んでいるのでしょうか。
これまでなら、自宅や学校、勤務先、買い物エリアなどで目にするサロンの中から、自分好みの雰囲気のお店に行ってみる方が多かったかもしれません。
通りに面した1階店舗や戸建物件なら、お客様の目に触れやすく、集客しやすいということになりますね。
しかし現在では、Instagramや検索サイト、レビューアプリなどを使って、理想のサロンをオンラインで探すのが当たり前に。
そのときの決め手になるのは、インテリアの写真や世界観の伝わるビジュアルです。アクセスの良さや設備が整っていれば、目立たない場所でも選ばれる時代です。
あなたのお店のアピールポイントは、外観ですか?インテリアですか?
そして写真うつりはいかがでしょうか?
KICKでは美容室デザインの中に「見せ場」をつくることを意識しています。
ご自分のお店の写真うつりのいいアングルを知っておくことも大切ですね。
店舗づくりをするときに、どんなデザインであっても共通して心がけているのが「余白」です。
100%作り込んでしまうのではなく、あえて使い手に託す部分を残しておくのです。
壁面に好きな絵を掛けるとか、棚に趣味の雑貨を飾るとか、カウンターまわりで使うペンやカード立てなどをお店の方に選んでいただくことによって、「その店らしさ」が生まれてくるものだと思います。
またそうやって手を掛けることによって、お店の方にとってもその空間により愛着がわくことと思います。
ベースとなる床・壁・天井がシンプルであっても、観葉植物の1鉢、時計ひとつでイキイキとした表情が生まれます。
そして、そこで働くひとの笑顔があって空間は完成します。
美容室のデザインは「あえての余白」を作っておくことで、私たちが図面に表現しきれない魅力が生まれるのです。