KICKでは、店舗工事のご相談をいただいた際、まずはお客様のご希望をじっくりお伺いします。
出店予定の土地や建物を調査し、お店の規模やコンセプト、予算、開店希望時期、デザインの方向性など、さまざまな条件を組み合わせて、最初のプランをまとめ、ご提案いたします。
私たちはこれを「プレゼンテーション」と呼んでいます。
この際には、平面図や場合によってはパース(立体的な絵にしたもの)などの資料を提出し、お店のイメージがお客様のご希望に沿っているかをご確認いただきます。
このプランが「そのまま最終形になる」わけではありません。あくまで理想のお店づくりに向けたたたき台であり、ここからが本当のスタートラインです。
私たちは、デザインはもちろんのこと、お客様とのコミュニケーションを重ねることでより良いものに仕上げていくことを大切にしています。
お客様の夢を実現するパートナーとして、信頼にお応えできるかどうかも、ぜひご評価いただきたいと思っております。
新しくお店をつくる上で、立地は大切なポイントです。
人里離れた場所よりは、多くの人に来ていただける場所が良いのはもちろんですが、それだけでもないように思います。
人に人柄があるように、土地には土地柄があります。
郊外の新興住宅地なのか、ローカルな商店街なのか。
ファッショナブルなショッピングゾーン?それとも学生街?
多くの人が行きかう町といっても、それぞれにカラーが違います。
そこに暮らす人、その道を通る人は、どんな方々でしょうか。
年齢層、ファッションへの関心度、自分に投資できる金額・・・
たとえば、近くのショッピングセンターをのぞいてみると、お客様になってくださる方の姿が見えてきます。
その方たちが「ぜひ入りたい」「機会があれば入ってみたい」「入ってもいいかな」と思える美容室って、どんなお店でしょう。
ご自分がやりたい店とギャップはありませんか?
成功する美容室は、きっと土地柄と相性のいいお店ではないでしょうか。
その町に愛着を持ってお店をつくれば、その町の人々に愛されるお店になりそうですね。
お店づくりをする上で意識しなければならないのは、デザインにもコストにもメリハリをつけることです。
潤沢な予算があれば全てにこだわりを反映できますが、多くの場合、希望をすべて叶えると予算内では収まらなくなります。
そこで、優先順位を明確にすることが必要になってきます。
お客様の第一印象を左右する外観やフロント周りには、きちんとコストを掛けなければなりませんが、建物の裏側は思い切って既存のまま手を掛けないこともあります。
全体のバランスも考えながら予算を有効に活かすプランをご提案していきたいと考えています。
美容室の開業のときに忘れてはならないのが保健所申請です。
サロンの平面計画が決まってきたら、なるべく早い段階で事前相談に行くことをお勧めします。
その後、遅くとも開設検査希望日の1週間前までには、「開設届」などの必要書類を提出します。
書類には氏名や管理美容師番号などの情報を記載します。
ここでチェックされるのは、作業室面積、客待ち場所(作業室面積の6分の1以上が望ましい)、面積と椅子の数のバランスなどです。
照明や換気についても適正に計画され、基準を満たしているかをチェックされます。
「開設届」提出後おおよそ1週間〜2週間で開設検査(立ち入り検査)が実施され、合格すれば電話連絡があり、確認証を発行してもらうことができます。
遅くとも営業開始日までに確認証を受け取るために、早めの準備をしておきたいですね
あけましておめでとうございます
皆さま、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます
本年も繁盛する美容室づくりのお役にたてますようKICK一同尽力してまいります
本年もどうぞよろしくお願いいたします
※本日より通常業務を再開いたします
2024年も残りわずかとなりました。
年末のご多忙の中、本当にお疲れ様です。
年末年始は誠に勝手ながら
2024年12月28日(土)〜2025年1月5日(日)
の期間を冬季休暇とさせていただきます。
期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
今年もお客様や協力業者様など、多くの方に支えられ、無事に一年を過ごせたことに心から感謝申し上げます。
来年は、この感謝の気持ちを、よりクオリティの高い仕事、関わる全ての人の満足にかえてお返しできるようKICK一同力を合わせて頑張っていきます。
また来年も変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
来る年も、皆様が健康で、さらに輝かしい一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
サロンの照明計画をするときに「照度」や「輝度」といった明るさを計算しなければならないのはもちろんですが、色温度も大切な要素です。
色温度とは、白熱電球の赤みのある色や、蛍光ランプなどの白い光などの色味をあらわすものです。
色温度が低いほど赤みがあり、くつろいだ雰囲気が出ます。
高いほど青みがかった光になり、スタイリッシュなイメージになります。
美容室では、スタイリングスペースは自然光に近い色温度で、ヘアカラーの色味が正確に見えるようにすることが大切です。
一方、フロントやウエイティング、シャンプースペースなどでは、あえて違った色温度にすることで、空間の雰囲気を変化させることができます。
多くの美容室では、ご来店いただいたお客様をカウンターで出迎えることが多いと思います。
お店全体のインテリアにあわせてデザインもさまざまです。
華やかなもの、素朴なもの、重厚感のあるもの、軽やかなもの…
華やかなもの、素朴なもの、重厚感のあるもの、軽やかなもの…
いずれにしてもサロンの顔として、ウエルカムなおもてなしの心を伝えられるよう工夫したいものですね。
空間デザインには、多種多様な素材が用いられ、それぞれの色の組み合わせによってまったく異なる印象に仕上がります。
ビビッドな色使いは、ワクワクするような楽しいエネルギッシュなイメージを与えます。
一方、少しくすんだトーンなら、やさしく癒される感じを演出します。
どんな空間を作り上げたいかに応じて、コーディネートを考えていくことが必要です。
さらに、色は素材によっても印象が変わります。
例えば、同じ白でも、漆喰壁のマットな白と、艶やかな釉薬がかかったタイルの白では、まったく異なる雰囲気を感じさせます。
漆喰のマットな白は光を吸収して落ち着いた印象を与えるのに対し、光沢のあるタイルの白はクールさや清潔感、高級感を醸し出します。
インテリアコーディネートにおいては、色だけでなく素材感のバランスを考えることが非常に大切です。
素材と色の組み合わせを上手に使い分け、理想の空間を作り上げていきましょう。
未来の大人図鑑主催のお仕事体験に今年も参加させていただきました!
今年はイオンモールで開催され、大勢の親子にご来場いただき大盛況だったそうです。
お越しいただいた方、ありがとうございました。
私たちKICKは、一級建築士・デザイナー体験のブースを出展させていただきました。
「美容室の配置計画を考えるデザイン体験」と「美容室内装のカラーコーディネート体験」の2つのワークショップを準備して挑みました。
当日は、壁紙や床材のサンプルを使ったカラーコーディネート体験が特に人気で、子どもたちは思い思いにサンプルを切り貼りして楽しんでくれていました。
要望を汲み取り規則的に配置していく子や、図面の形に合わせて切っている子、貼ったサンプルで図面が隠れてしまっている子も(笑)
将来一級建築士になりたいという小学生の子は抜群のセンスを発揮していました…!
それぞれのセンスが光る面白い発想に感心するばかり。
子どもたちの豊かな発想に触れ、たくさん刺激を受けました。
夢に向かってキラキラ輝く子どもたちと一緒に仕事ができる未来が楽しみです!
またご参加いただける際はよろしくお願いいたします!