美容室の開業のときに忘れてはならないのが保健所申請です。
サロンの平面計画が決まってきたら、なるべく早い段階で事前相談に行くことをお勧めします。
その後、遅くとも開設検査希望日の1週間前までには、「開設届」などの必要書類を提出します。
書類には氏名や管理美容師番号などの情報を記載します。
ここでチェックされるのは、作業室面積、客待ち場所(作業室面積の6分の1以上が望ましい)、面積と椅子の数のバランスなどです。
照明や換気についても適正に計画され、基準を満たしているかをチェックされます。
「開設届」提出後おおよそ1週間〜2週間で開設検査(立ち入り検査)が実施され、合格すれば電話連絡があり、確認証を発行してもらうことができます。
遅くとも営業開始日までに確認証を受け取るために、早めの準備をしておきたいですね
あけましておめでとうございます
皆さま、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます
本年も繁盛する美容室づくりのお役にたてますようKICK一同尽力してまいります
本年もどうぞよろしくお願いいたします
※本日より通常業務を再開いたします
2024年も残りわずかとなりました。
年末のご多忙の中、本当にお疲れ様です。
年末年始は誠に勝手ながら
2024年12月28日(土)〜2025年1月5日(日)
の期間を冬季休暇とさせていただきます。
期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
今年もお客様や協力業者様など、多くの方に支えられ、無事に一年を過ごせたことに心から感謝申し上げます。
来年は、この感謝の気持ちを、よりクオリティの高い仕事、関わる全ての人の満足にかえてお返しできるようKICK一同力を合わせて頑張っていきます。
また来年も変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
来る年も、皆様が健康で、さらに輝かしい一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
サロンの照明計画をするときに「照度」や「輝度」といった明るさを計算しなければならないのはもちろんですが、色温度も大切な要素です。
色温度とは、白熱電球の赤みのある色や、蛍光ランプなどの白い光などの色味をあらわすものです。
色温度が低いほど赤みがあり、くつろいだ雰囲気が出ます。
高いほど青みがかった光になり、スタイリッシュなイメージになります。
美容室では、スタイリングスペースは自然光に近い色温度で、ヘアカラーの色味が正確に見えるようにすることが大切です。
一方、フロントやウエイティング、シャンプースペースなどでは、あえて違った色温度にすることで、空間の雰囲気を変化させることができます。
多くの美容室では、ご来店いただいたお客様をカウンターで出迎えることが多いと思います。
お店全体のインテリアにあわせてデザインもさまざまです。
華やかなもの、素朴なもの、重厚感のあるもの、軽やかなもの…
華やかなもの、素朴なもの、重厚感のあるもの、軽やかなもの…
いずれにしてもサロンの顔として、ウエルカムなおもてなしの心を伝えられるよう工夫したいものですね。
空間デザインには、多種多様な素材が用いられ、それぞれの色の組み合わせによってまったく異なる印象に仕上がります。
ビビッドな色使いは、ワクワクするような楽しいエネルギッシュなイメージを与えます。
一方、少しくすんだトーンなら、やさしく癒される感じを演出します。
どんな空間を作り上げたいかに応じて、コーディネートを考えていくことが必要です。
さらに、色は素材によっても印象が変わります。
例えば、同じ白でも、漆喰壁のマットな白と、艶やかな釉薬がかかったタイルの白では、まったく異なる雰囲気を感じさせます。
漆喰のマットな白は光を吸収して落ち着いた印象を与えるのに対し、光沢のあるタイルの白はクールさや清潔感、高級感を醸し出します。
インテリアコーディネートにおいては、色だけでなく素材感のバランスを考えることが非常に大切です。
素材と色の組み合わせを上手に使い分け、理想の空間を作り上げていきましょう。
未来の大人図鑑主催のお仕事体験に今年も参加させていただきました!
今年はイオンモールで開催され、大勢の親子にご来場いただき大盛況だったそうです。
お越しいただいた方、ありがとうございました。
私たちKICKは、一級建築士・デザイナー体験のブースを出展させていただきました。
「美容室の配置計画を考えるデザイン体験」と「美容室内装のカラーコーディネート体験」の2つのワークショップを準備して挑みました。
当日は、壁紙や床材のサンプルを使ったカラーコーディネート体験が特に人気で、子どもたちは思い思いにサンプルを切り貼りして楽しんでくれていました。
要望を汲み取り規則的に配置していく子や、図面の形に合わせて切っている子、貼ったサンプルで図面が隠れてしまっている子も(笑)
将来一級建築士になりたいという小学生の子は抜群のセンスを発揮していました…!
それぞれのセンスが光る面白い発想に感心するばかり。
子どもたちの豊かな発想に触れ、たくさん刺激を受けました。
夢に向かってキラキラ輝く子どもたちと一緒に仕事ができる未来が楽しみです!
またご参加いただける際はよろしくお願いいたします!
美容室づくりの第一歩は、オーナー様の夢をお聞きすることです。
漠然と「明るい店」や「温かい感じ」というイメージを持つ方もいれば、お好きな家具や小物など、具体的で詳細なビジョンを持つ方もいらっしゃいます。
人それぞれではありますが、なるべく多くの情報を聞き出すことが、デザインする上で大切です。
お店の立地や客層(年齢やライフスタイル、ファッションの傾向や金銭感覚)、提供するメニューやスタッフ構成などを具体的に詰めて、オーナー様と設計者が共有することで、コンセプトがまとまり、デザインの方向性が確立します。
それから設計作業に取り掛かっていくのです。
お店づくりは共同作業。
オーナー様の夢を自分の夢として、ともに実現にむかっていくのは、本当にワクワクする仕事です。
居抜き出店とは、美容室や飲食店などで同業者が撤退したあとに、元々の空調・電気設備などを流用して開業することです。
新築で出店する場合と比べ低コストで開業できるので、新規独立開業の場合などには検討する価値があるでしょう。
また撤退する側にとっても、その店舗の内装などを借りる前の状態に戻す原状回復の必要がなくなるので、お互いにメリットがあるといえます。
居抜き出店では、什器、備品ごと流用し看板を変えただけの状態で使用することも可能です。
塗装や壁紙を変えてみるなど、ちょっとしたアレンジで大きくイメージが変わり新しい店に生まれ変わります。
ただし、設備が劣化している場合もあるので、契約前に十分な確認を行うことが重要です。
事前に設備の状態をしっかりとチェックし、不具合がないかどうかを確認することで、開業後のトラブルを防ぐことができます。
照明は「ただ明るい」だけではなく、素材やデザイン以上に居心地の良さや空間の印象に大きく関わってきます。
美容室では、ヘアカラーの微妙な色味を確認するために十分な照度が必要で、自然な色彩を再現することが求められます。
そこでKICKでは、サロンスペースの照明プランにおいて、全体の明るさを確保するベース照明と、鏡に映った顔周りを美しく照らすフェイスライトを併用しています。
受付や待合コーナー、シャンプーコーナーでは、間接照明やシャンデリアなどを用いて演出としての照明も活用し雰囲気づくりをしています。
さまざまな照明器具を組み合わせ、コストパフォーマンスとデザイン性を両立した最適な照明プランで、美容室の魅力をさらに引き出すお手伝いをいたします。