今年もあとわずか。
街は少しずつ新しい年を迎える準備でにぎわい、独立や開業を考えている方にとっても「来年こそは!」と気持ちが高まる時期です。
そんなときに注目されるのが、美容室や飲食店などで、前のテナントが撤退したあとに、既存の内装や空調・電気設備をそのまま活用して新しくお店を始める方法を「居抜き出店」ですね。
新築でゼロからお店をつくるよりも初期費用を大幅に抑えられるため、独立・開業を目指す人にとっては人気の選択肢です。
撤退する側も、内装を解体して原状回復する必要がなくなるため、双方にメリットがあります。
そのまま什器や備品を引き継ぎ、看板だけ変えてオープンすることも可能ですが、壁紙や塗装を少し変えるだけでガラッと雰囲気を変えられ、新しいお店として印象づけることができます。
ただし、設備が古くなっている場合もあるため、契約前には必ず状態をチェックすることが大切です。
立地や前店舗の業態によっては集客しやすいケースもあり、スタートダッシュにつながる可能性もあります。
一方で、自分のブランドイメージに合わせたリニューアル計画をしっかり立てることが成功のポイントになるでしょう。