ここ数年、アイメイクに重点を置く流行が続いており、「まつげパーマ」や「まつげエクステンション(まつエク)」を利用するお客様が増加しています。
特に最近では、目元の印象を高めるために施術を受ける男性のお客様も少なくありません。
それに伴い、ヘアサロンやトータルビューティーサロンでも「アイラッシュ(まつげ)」関連のメニューを導入する店舗が増え、専用スペースを設ける動きが広がっています。
施術にはおよそ1時間前後かかるため、リラックスできる静かな空間づくりが重要です。
個室や半個室を用意したり、座り心地の良いリクライニングチェアやエステベッドを採用するサロンも増えています。
また、必要スペースは椅子やベッドのタイプによって大きく異なるため、設計段階で十分に検討することが求められます。
施術スタッフの動線やワゴンの配置、照明の明るさなども工夫し、お客様にとって快適で、かつスタッフにとっても作業しやすい環境を整えることが、今後のサロン経営において欠かせないポイントとなっています。