サロンの照明計画をするときに「照度」や「輝度」といった明るさを計算しなければならないのはもちろんですが、色温度も大切な要素です。
色温度とは、白熱電球の赤みのある色や、蛍光ランプなどの白い光などの色味をあらわすものです。
色温度が低いほど赤みがあり、くつろいだ雰囲気が出ます。
高いほど青みがかった光になり、スタイリッシュなイメージになります。
美容室では、スタイリングスペースは自然光に近い色温度で、ヘアカラーの色味が正確に見えるようにすることが大切です。
一方、フロントやウエイティング、シャンプースペースなどでは、あえて違った色温度にすることで、空間の雰囲気を変化させることができます。